工事名 | 2020年度 鈴鹿川堤防整備工事 |
竣工年月 | 2022年10月 |
発注者 | 国土交通省三重河川国道事務所 |
工事概要 | ICT施工、CIM導入工事! |
その他 | マシーンコントロールBH導入 |
2020年度 鈴鹿川堤防整備工事
本工事では鈴鹿川の小倉地区の堤防を築造する工事と、甲斐地区の河川内樹木を伐採する工事を行いました。
小倉地区ではおおよそ522m、3,700㎡の堤防を築造いたしました。
甲斐地区では約20,000㎡の河川内樹木の伐採と除根を行いました。
※河川内樹木は、倒木し下流の堰や樋門、橋梁に支障を招く恐れがあります。
さらには樹木群により見通しが悪くなり、不法投棄等を助長することにも繋がります。
堤防を築造する工事は河川の出水期(6/1~9/30)には施工ができません。
そのため、10/1~工期末までの限られた期間でしか工事をすることができません。
今回の工事であれば10/1~3/中旬ごろまでの期間に522mもの堤防を築造する必要があり、
工事工程の短縮を図ることが大きな課題となりました。
そこで、本工事では以下の対策を行って課題解決を図りました。
・3次元マシーンコントロールバックホウの導入(自動制御)
・3次元モデリングを行うCIMの導入
・ドローン測量
・3次元出来形測量
・2班体制による施工
など多数の創意工夫を導入
<実施した創意工夫の一例>
その他、安全対策についても最新技術を導入した対策を多数導入いたしました。
また、本工事では四日市中央工業高校の学生のインターンシップを受け入れました。
最近の土木業界は3K(キツイ、キタナイ、キケン)のイメージとは違います。
我々とともに三重の安心・安全、地域・企業の支えとなる仕事を進めてくれる仲間が
一人でも生まれてくれることを期待しています。